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ミスタードッグ

2006/03/10 Fri 23:22

ミスタードッグ (講談社の翻訳絵本)ミスタードッグ (講談社の翻訳絵本)
(2005/12/16)
マーガレット・ワイズ ブラウン

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ミスタードッグの家に遊びにいきたくなった

ミスタードッグは言う。「ぼくは ぼくだけの もの」
朝は自分で自分を起こし、自分で自分に食事の用意する。
要するに、自立していて自己管理できる犬なのだ。

その意味で言うと「自分で自分をほめてあげる」とか「自分で自分にご褒美をあげる」
なんていう、あまーい言葉とはちょっと違う。

そんな彼が、出会う男の子も「ぼくだって ぼくだけのもの」と言い切る。
2人は意気投合し、ミスタードッグの家でいっしょに暮らし始める。

実をいうと、ボクはこの家に見とれてしまった。
感動するポイントではないのだが、本当にいい雰囲気なのだ。

木造2階建て、居間、台所、寝室あり。最高級犬小屋とでも言おうか。
大きからず小さからず、子供が暮らすとしてもちょうどいいだろう。

ボクもこの家に招待してもらえないかなあ、なんて本気で思ったりした。
しかし、彼に出会えるのは、犬や人という境界を感じない純粋な子供だけだ。
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