かきやまぶし
2008/01/21 Mon 23:41
![]() | かきやまぶし (狂言えほん) (2008/01) 内田 麟太郎 商品詳細を見る |
「ぶす」につづく狂言絵本 第二弾
「かきやまぶし」は、柿を盗み食いする山伏の話。
食べてるさいちゅうに地主に見つかってしまい、必死でごまかそうとする
山伏の行動が見ものだ。カラスかな? サルかな? という地主の問いかけに、
いちいち反応する強面の山伏が笑いをさそう。
このあたりの展開は「盆山」という狂言にもみられますね。
今のコントにも通じるお笑いのパターンともいえましょう。
現代語による分かりやすい文章と大胆な画面構成は絵本ならではの表現。
本物の狂言を観賞したときに、比較しながら楽しめるのではないでしょうか。
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