キュッパのはくぶつかん
2012/06/02 Sat 07:23
![]() | キュッパのはくぶつかん (福音館の単行本) (2012/04/11) オーシル・カンスタ・ヨンセン 商品詳細を見る |
好奇心の森へ
北欧の絵本をみるとよく感じることなんですが、なんか独特の雰囲気が
ありますよね。本書では、緑と白の色使い、収集マニアの丸太のキャラクター、
歩むように展開するストーリー、などが印象的でした。
好奇心のおもむくままに集めたものを、自分なりに意味付けし、
博物館としてプレゼンするという流れが興味深い。
今風の視点でみると、色々なものが落ちている森は、さまざまな情報で
あふれかえる現代社会のよう。博物館という形でみんなに公開するのは
ブログやHPの開設を彷彿させる。
そう考えると、枝葉にみえる部分は独特ながらも、根っこのところでは
多いに通じるものがあるかも。久々に心地よく感覚をゆさぶられました。
そういえば同じく北欧生まれで、石を集める犬の絵本がありましたね。
「アストンの石/ロッタ・ゲッフェンブラード」ご参考まで。
--------------------【Review for Review】--------------------
今日は月曜日のプレゼン準備をしよう。テーマはカレーについての仮説。
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