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でも、わすれないよ ベンジャミン (講談社の翻訳絵本)でも、わすれないよ ベンジャミン (講談社の翻訳絵本)
(2012/04/27)
エルフィ・ネイセン、エリーネ.ファン・リンデンハウゼン

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星の光の温かさ

ハシゴで夜空の星へ行けると真剣に考えるくらいの男の子の
視点を通して、生後間もない弟の死をとらえた絵本です。
彼の眼にうつる、いつもとちがうママとパパの姿。
そしてお爺ちゃんやお婆ちゃん、若いおばさんや担任の先生
からの気遣い。さらには新たな命の誕生。

つかの間の兄であった男の子が、小さな世界観の中で死という
ものを受止めようとする様子が丁寧に描かれています。
星となって輝く命。それを見つめているのは一人だけではない。

--------------------【Review for Review】--------------------
天体ショーの連続で、最近、空を見上げることが多くなった。
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