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ジャーニー 女の子とまほうのマーカー (講談社の翻訳絵本)ジャーニー 女の子とまほうのマーカー (講談社の翻訳絵本)
(2013/11/29)
アーロン・ベッカー

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空想の扉を開く

描いた物が現実の存在になる、なんてことが
起こっても、ボクは驚きません。絵本の中で
はよくあることなので。有名なところでは、
「はろるどとむらさきのくれよん」がありま
すね。実際に画材というのは不思議な力があ
るもので、それを手にしたとたん想像力が増
大します。まだ何も描いてないにも関わらず、
これから生まれるであろう作品を空想して勝
手に酔いしれる・・・

にもかかわらず、本書には驚きました。活躍
するのは赤いマーカーを手に入れた女の子。
最初に扉を描いたところが秀逸です。ページ
をめくって 現れるファンタジックな世界に思
わず見とれてしまいました。空想世界の存在
感が半端ない。さらに危機一髪の連続する展
開。最後に女の子が出会ったのは大きくなっ
たハロルド???

文章はないので、読者も自由気ままに空想の
旅を楽しめますよ。

-------【Review for Review】-------
昨日は東京モーターショーへ。新橋駅から
チケットの行列が出来てたのにはまいった。
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