ソフトクリームのソフトさん:大島 妙子/苅田 澄子:小学館
2018/08/16 Thu 07:33
お菓子な世界観もここまできた
様々なお菓子たちが商店街を営んでいるという世界観に
立ちくらみしそうになりました。ドーナツの眼鏡屋
プリンの帽子店、キャラメルの薬屋、モンブランの蕎麦屋!!
そして主人公はソフトクリームの靴屋。こんな絵本が出るとは、
なんとも豊かで飽食な世の中だなぁと思います。
日本の絵本界は、動物の擬人化キャラ程度は開拓され
つくしているので、ここまで振り切ったことをしないと、
新しさが出ないのかもしれない。
でも、ちゃんとお菓子の特徴が活かされているのは見事です。
活躍するのは走るのが得意なソフトクリームで、なかなかに
スリリングな展開を味わえました。走力の高さにはちゃんと
アイスならではの理由があったのですね。
自分がお菓子になって働くとしたら何になるだろう?
お菓子たちのオリンピックがあったら各競技の代表は
誰になるだろう? なんて想像もふくらみました。
ーーーーーー【Review for Review】ーーーーーー
昨日は昔懐かしいSFを読了。キャプテン・フューチャー
シリーズはやっぱりいいなぁ。アイデアの宝石箱だ。
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