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紙の小舟で大航海

ペーター・ヴァン・デン・エンデの描く世界観が独特です。
まるで大航海時代に中世の人々が夢見た未知の世界の不思議さが
宝箱のように詰まっているかのようです。読み始めは海を舞台に
大自然の美しさや厳しさ紹介していくのかなと思っていました。
ところが・・緻密に描きこまれたモノクロ画面をよく見ると、
魚たちの容姿が何か変。しかも道具を使うやつもいる、
と次々に驚きの波がおしよせ、いつの間にか絵の中に
引き込まれていってしまいました。

そんな奇妙な世界に身を委ね、折り紙の小舟と共に航海する
絵本と言えます。文字のないモノクロの画面で展開していく
ところは「アライバル:ショーン・タン」を彷彿させます。
奇妙さの度合いは確かにエドワード・ゴーリー的かもしれません。
通常の絵本の3冊分はあるので、画集としても見応えありますよ。

ーーーーーー【Review for Review】ーーーーーー
朝活のスイッチの入れ方が新たに加わったのですが、
つい夢中になって他の事がおろそかになる危険も。
切り替えスイッチの設定も必要だな。

  
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