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かわいいが暴発

これと同じことをネコでやったら今更何を、となるでしょうし、
赤ちゃんや孫だったら、単なる親バカ爺婆バカと呆れられる
でしょうね。でも何かへの愛情が溢れ出てダダ漏れしっぱなし
になる状態はわかります。その向かう先がウサギというのは
絶妙な着地点だったのでは。世の中には一定数のウサギ派が
いますし、絵本キャラとしても昔からメジャーな存在ですから。

だだし、ファンシーなイラストではなく、ひげの一本一本まで
生々しくリアルに描写しきったところに本気度を感じました。
身体の一つ一つを舐め回すようにアップで描き、”かわいい”と
ストレートに言い切る文章と、その魅力を例えた妄想画面が交互に
展開され、かわいいの深みにハマっていくのはなんとも快感。
もうここまで行っちゃってもいいんですね!
想いの深さ強さの表現としては正常です。
これをよんだ後は、安直にかわいい〜なんて言葉を
使えなくなってしまいますよ。

うさぎ偏愛絵本としてよみつつも、これがきっかけで他の何か
への愛情が覚醒するかもしれません。かわいいだけでなく、
□□□は なんで こんなに かっこいいんだろう。とか
△△△は なんで こんなに おいしいんだろう。とか。

ーーーーーー【Review for Review】ーーーーーー
そういえば7月の朗読会のテーマは「うっとり」で
この絵本はドンピシャ。でもこれは読み手を選ぶなぁ。
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