カラス笛を吹いた日
2010/12/28 Tue 21:21
![]() | カラス笛を吹いた日 (2010/11) ロイス ローリー 商品詳細を見る |
冬に郊外で読みたい作品
最近、鼻の先や耳の端をプツプツと刺激する寒さを心地良く感じます。
本書を開いたときも、それに似た冬の空気感が伝わってきました。
舞台は戦争を終えたばかりのアメリカ。戦地から帰ったばかりの
父親と、しばらくぶりに再会した娘が2人で山へカラス狩りに出かけます。
はじめは微妙だった2人の心の距離感。それがしだいに氷解していく様子が
生き生きした描写と共に心地良く伝わってきました。
カラス笛、男物のシャツ、チェリーパイなど小道具の演出がみごとだなと
思っていたら、実話と知って納得。父親は娘と散歩したくなる絵本かも。
--------------------【Review for Review】--------------------
今日は仕事納めの日。担当区域を決めて、みんなでいっせいに掃除をします。
ただ、配信されたメンバーリストに自分の名前がなかったのがちょっとショック。
作成者に連絡して追加してもらいました。もちろん寒くなくて楽チンそうな場所に。
コメント