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軍艦島1

かつての海上産業都市:軍艦島にちなんだ
土産物です。炭坑で栄えた地にちなんで、
石炭だんごとくるのは判り易い。それにし
てもこの包装紙にはギョッ!となります。
今では廃墟化が進むばかりの痛々しい建物
の写真をそのまま使っているんですから。
しかも極太書体の商品名といい、セピア調
の色といい、重厚なレトロ感が迫り来る。

軍艦島2

してその中身ですが、黒胡麻をまぶした、
石炭のごとき黒団子。胡麻のプチプチ感が
楽しい、ちゃんとした味なのでご安心を。
しかし、その甘さとは裏腹に当時この島に
渡って暮らした多くの人々に思いを寄せ、
どうしても感傷的な気分になってしまう。


絵本では、その島で生まれ育った作者によ
る「軍艦島グラフィティ」があって、幼少
時代の思い出が楽しく綴られてます。
でも軍艦島石炭だんごと肩を並べるほど
の重量級となればこの作品。

アライバルアライバル
(2011/03/16)
ショーン・タン

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家族と離れ、右も左もわからない異国の地
で生活をはじめた男の物語がセピア調の絵
のみで展開されます。今この作品を見返す
と奇妙な建造物や暮らしぶりが、当時はめ
ずらしい鉄筋コンクリートの高層建造物で
ぎっしり埋められた軍艦島の光景とダブっ
て見え、神妙な気分になります。
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