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このオチは絵本的

創作落語絵本ですが、元になった古典落語の「初天神」を
知っていると、よりいっそう楽しめますね。
生意気な小僧と親父が祭りに出かける設定はいっしょ。
二人のコントのような掛け合いも健在ですが、
途中から意外な展開へとすすんで最後はビックリ。
なんだかんだ言っても似たもの親子です(笑)

絵本としての見どころは、イラストを切って立体的に重ね
合わせた手法。江戸時代に生まれた立版古が元になっている
とのことで、手作り感から生まれる古新しさが落語の世界を
生き生きと伝えてくれます。

「落語絵本 三 はつてんじん:川端 誠」とも読み比べて
みたくなりました。

——————【Review for Review】——————
来週は通勤路の桜並木がみれるかなぁ。
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