ピーマンのにくづめだったもののはなし:若井 麻奈美:アリス館
2018/08/05 Sun 07:47
いいコンビとは?
ちょっと不思議なタイトルですね。食べ物キャラの話なんですが、
考えれば考えるほど???が湧き上がってくるのです。
だってピーマンの肉詰めは、すでに完成された料理の一品
ですよね。それが解散して、ピーマンと肉に分かれてしまう。
いいのか?これはありなのか? まあ硬いことは抜きにしても
本作の展開だと、ピーマンの肉詰めを否定することにならないのか?
お弁当に入っているとうれしかったピーマンの肉詰め。
絶妙の組み合わせで、ピーマンが嫌いでもこれなら食べれる。
緑と茶色に赤いソースという色の組み合わせも食欲をさそう。
何がいいたいかというと、いっしょになることに意味があって、
ピーマンと肉が合体することで、単独ではできなかった事も
できるようになる・・・というものではないのか。
ハンバーガーでバンズとパティがバラバラになったり、
寿司でネタとシャリがバラバラになって、それぞれに
独立してしまうような世界観を受け入れられる度量が
あるかたは、本作も楽しめるかもしれません。
p.s.ピーマンのいくら詰めはいかがなものか、
納豆詰めならありかもしれない。
--------------【Review for Review】--------------
昨日のはたさんからの作品講評。厳しかったけど、
壁をやぶるきっかけになりそう。
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