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散歩するように描く

真っ白だったネズネズのキャンバス。まずは緑色の線をウネウネと。
何を描こうか、なんてことは決めてないようですね。
周りの音からインスピレーションを得たり、自分のそのとき
の気持ちに寄り添いながら、画面は埋められていきます。
まるで現実の世界と絵の中の世界が優しく手をつなぐように。
キャンバスの中は気ままに散歩する空間でもあるのだな。
絵本の中での現実は落書き風で、ネズネズの絵の方が
しっとりと描きこまれているというタッチの違いも面白い。

ナカバンさんの制作スタイルもこんな感じなのでしょうか。
ボクもこんな風に絵を描いてみたい。

ーーーーーー【Review for Review】ーーーーーー
ボクはゴールの見えないマラソンをしている気分になると
きがあるけど、創作にはそんな一面もある。
ちなみにこの絵本をよんだのは、雑誌:イラストレーションの最新号で
nakabanさんと植田真さんの特集に紹介されてたのがきっかけです。

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